
ブログやサイトに画像をアップロードするとき、ファイルサイズって気にしていますか?
スマホで撮った写真をそのまま使うと、1枚で数MBになることも珍しくありません。画像が重いとページの読み込みが遅くなって、せっかく訪れてくれた読者が「重いな…」と離脱してしまう原因にもなります。
そこで私が愛用しているのが、Googleが開発した無料の画像圧縮ツール 「Squoosh(スクーシュ)」 です。
ブログのサムネイル画像を作るときに毎回お世話になっていて、本当に手放せないツールになっています。今回はその魅力と使い方をご紹介します。
そもそも、なぜ画像の軽量化が大切なの?
画像最適化がブログ運営で重要な理由は、大きく2つあります。
① ページの表示速度に直結する
Webページのデータ量の半分以上を画像が占めていることが多く、画像を最適化するだけで表示速度が大幅に改善されます。調査によると、読み込みに3秒以上かかるとおよそ40%のユーザーがページを離れてしまうとも言われています。
② SEO(検索順位)に影響する
Googleはページの表示速度を検索順位の評価指標の一つにしています。特にコアウェブバイタル(Core Web Vitals)のLCP(メインコンテンツの表示速度)は2.5秒以内が推奨されており、重い画像はこの数値を悪化させる大きな要因です。
つまり、画像を軽くすることは 読者にとっても検索エンジンにとっても良いこと なんですね。
Squooshとは?
Squoosh(スクーシュ) は、Google Chrome Labsが開発した無料のオンライン画像圧縮ツールです。
🔗 公式サイト:https://squoosh.app/
Squooshのおすすめポイント
完全無料・会員登録不要 サイトにアクセスするだけですぐに使えます。面倒なアカウント作成は一切不要です。
ブラウザだけで完結、デスクトップアプリにもなる 専用ソフトのインストールは不要で、ブラウザからすぐに使えます。スマホからもOK。さらに、画面右上の「Install」ボタンからデスクトップアプリとしてインストールすることもでき、一度インストールすればオフラインでも使えます。
プライバシーが安心 画像の処理はすべてブラウザ上(ローカル)で行われるため、画像がサーバーにアップロードされることはありません。個人の写真やクライアントの素材でも安心して使えます。
圧縮前後をリアルタイムで比較できる 画面の真ん中にスライダーがあり、左右にドラッグすることで圧縮前と圧縮後の画質の違いをその場で確認できます。「圧縮しすぎて画像がガビガビになっちゃった…」という失敗を防げるのが本当にありがたいです。
多彩なフォーマットに対応 MozJPEG、WebP、AVIF、OxiPNGなど、さまざまな圧縮形式に対応しています。用途に応じて最適な形式を選べるのも魅力です。
Squooshの基本的な使い方

使い方はとてもシンプルです。
STEP 1|画像をアップロード
squoosh.app にアクセスして、圧縮したい画像をドラッグ&ドロップするだけ。もしくは画面中央の「+」アイコンをクリックしてファイルを選択します。
STEP 2|圧縮形式を選ぶ
画面右下の「Compress」エリアで圧縮形式を選びます。
ブログ用の写真やサムネイルなら、「MozJPEG」がおすすめ です。通常のJPEGエンコーダーよりも高性能で、同じ画質ならファイルサイズがより小さく、同じファイルサイズならより高画質な仕上がりになります。画像をアップロードした時点でデフォルトでMozJPEGが選択されていることが多いので、そのままでOKです。
透過が必要なロゴやアイコン画像の場合は「OxiPNG」を選べば、画質を損なわずにPNG形式のまま圧縮できます。
STEP 3|Qualityを調整
「Quality」のスライダーで圧縮率を調整します。75〜85%くらい に設定すれば、見た目はほとんど変わらないのにファイルサイズはかなり小さくなります。スライダーを動かすと画面上でリアルタイムに変化が確認できるので、自分の目で納得いくポイントを探せます。
STEP 4|リサイズ(必要に応じて)
画面右下の「Edit」エリアにある「Resize」をオンにすると、画像の幅や高さを変更できます。ブログ用なら横幅1200px程度あれば十分なケースが多いので、元画像が大きすぎる場合はここでサイズダウンしておくとさらに軽くなります。
STEP 5|ダウンロード
画面右下のダウンロードボタンをクリックすれば、圧縮済みの画像がダウンロードされます。ボタンの横に、元のファイルサイズからどれだけ削減できたかの割合も表示されるので、効果が一目でわかります。
私のブログでの活用法
私はブログのサムネイル画像を作る際に、AIの画像生成ツール(Geminiなど)で作成した画像をSquooshでJPEG圧縮してからはてなブログにアップロードしています。
AI生成画像はきれいな反面、ファイルサイズが大きくなりがちです。SquooshでMozJPEGを選択し、Quality 80程度に設定して圧縮するだけで、元のサイズから 60〜70%程度の削減 ができることもあります。見た目の変化はほとんど感じないのに、データはぐっと軽くなるので毎回驚きます。
1枚ずつの処理になるので大量の画像には向きませんが、ブログ記事のサムネイルや本文中の画像なら数枚程度なので、まったく問題なく使えています。
おすすめ|デスクトップアプリとして使う方法
私は普段、Squooshをブラウザではなく デスクトップアプリとしてインストール して使っています。これがかなり快適なので、やり方を紹介しますね。
インストール手順
- ブラウザで squoosh.app にアクセス
- 画面右上に表示される「Install」ボタンをクリック
- インストールの確認画面が出たら「インストール」を選択
これでデスクトップアプリとして起動できるようになります。
さらに便利にするコツ|インストールしたSquooshのアイコンを タスクバーに固定(ピン留め) しておくと、使いたいときにワンクリックで起動できます。わざわざブラウザを開いてURLを入力する手間がなくなるので、画像圧縮のハードルがぐっと下がります。
しかも、Squooshの画像処理はすべてローカル(自分のPC上)で行われるので、一度インストールすればオフライン環境でも使えます。カフェや移動中など、ネット接続が不安定な場所でブログ用の画像を準備したいときにも助かりますよ。
【補足】WebPという選択肢も
Squooshでは、JPEG以外にも WebP(ウェッピー) という形式に変換することもできます。
WebPはGoogleが開発した画像フォーマットで、JPEGと比べて同じ画質でファイルサイズが25〜35%ほど小さくなると言われています。現在はChrome、Safari、Firefox、Edgeなどほぼすべての主要ブラウザで対応済みです。
はてなブログもWebP画像のアップロードに対応しているので、さらに軽量化を追求したい方は試してみる価値があります。SquooshでCompressの形式を「WebP」に切り替えるだけなので、操作も簡単です。
ただ、JPEGでもSquooshのMozJPEGでしっかり圧縮すれば十分軽くなるので、まずはJPEG圧縮から始めてみるのがおすすめ です。
まとめ
Squooshは、画像圧縮に必要な機能がギュッと詰まった優秀なツールです。
- 無料・登録不要ですぐ使える
- ブラウザ上で完結、画像がサーバーに送られない
- リアルタイムで画質を確認しながら圧縮できる
- MozJPEGで高品質なJPEG圧縮ができる
- デスクトップアプリにすればオフラインでも使える
- WebPなど最新フォーマットへの変換も可能
はてなブログに画像をアップする前に、Squooshでサッと圧縮するだけで、記事の表示速度がグッと変わります。ブログの画像が重いかも…と感じている方は、ぜひ一度試してみてください。一度使うと手放せなくなりますよ。
🔗 Squoosh公式サイト:https://squoosh.app/