
ある朝、青い画面になった
いつものようにノートパソコンの電源を入れたら、青い画面に「BitLocker回復キーを入力してください」と出ました。
まったく心当たりがなくて、最初は「ウイルス?壊れた?」と焦りました。
その画面が出たまま動かない。正直、冷や汗ものでした。
スマホでChatGPTに相談してみた
どうしていいか分からず、とりあえずスマホでChatGPTに質問してみました。
すると「Microsoftアカウントに回復キーが保存されている可能性がある」と教えてくれたんです。
半信半疑でスマホから https://aka.ms/myrecoverykey にアクセスしてみると、確かに自分のアカウントに48桁の数字が保存されていました。
それをパソコンの画面に入力したら無事に解除できました。
あの瞬間、思わず「助かった…」と声が出ました。
なぜこんなことが起きたのか?
ChatGPTによると、これはウイルスではなく「BitLocker」というWindowsのセキュリティ機能が働いた結果とのこと。
データを守るために、パソコンの中のセキュリティチップ(TPM)が「何か変化があった」と判断すると、本人確認のためにロックをかける仕組みだそうです。
私の場合、前の晩に充電ケーブルを外して一晩放置していました。
電圧が下がったり、スリープ中に自動更新がかかったりして、内部のチップが変化を検知したのかもしれません。
つまり、これは「異常」ではなく「正常な保護動作」だったわけです。
PINコードが使えなくなった
回復後、今度はログイン時にPINコードが受け付けられなくなっていました。
これもBitLockerの影響で、セキュリティチップがリセットされるとPINの認証情報も無効になるそうです。
ChatGPTの案内通り、いったんMicrosoftアカウントのパスワードでログインし直し、設定から新しいPINを登録したら解決しました。
今回学んだこと
- BitLocker回復キーの画面はウイルスではなく、データを守るための機能だった
- 回復キーはMicrosoftアカウントに自動保存されている場合がある
- 充電を抜いたまま長時間放置すると、チップが変化を検知してロックがかかることもある
- PINが使えなくなっても再設定すればOK
- ChatGPTに相談すれば、思いがけず冷静に対応できる
今後の対策
回復キーはスマホや、紙など別の場所にも控えておくこと。
今回のように突然ロックがかかっても、慌てずChatGPTに相談するという選択肢を知れたのは大きな収穫でした。
おわりに
あの日の青い画面は心臓に悪かったですが、今ではちょっといい経験になりました。
同じように「BitLocker回復キー」と出て焦っている方は、落ち着いて回復キーを探してみてください。
そして困ったときは、AIに聞いてみるのもアリです。意外と冷静に導いてくれますよ。