先日、自分でKindle出版した短編小説を、AI音声でラジオ風に紹介する動画を作りました。
使ったのは、Googleが開発したAI情報整理ツール「NotebookLM」。
今回はこのNotebookLMの概要と、音声概要機能を使ったやり方をご紹介します。
NotebookLMとは?
Google NotebookLMは、アップロードした資料(PDFやWebページ、動画など)をもとに、AIが要約や解説、質疑応答までしてくれる便利ツールです。
- Googleドキュメント、PDF、テキスト、YouTube動画など多様な形式に対応
- アップロードした資料だけを参照して回答・要約(誤情報が少ない)
- 資料内の引用元も明示されるため、信頼性が高い
注目の機能 音声概要とは?
音声概要とは、アップロードした資料の内容を、AIが2人の仮想ホストによる会話形式で「ポッドキャスト風に音声化」してくれる機能です。
- 自然な日本語トークで要点を解説
- 再生中に質問を入力すれば、さらに深掘りも可能
- 音声はダウンロードや共有もOK
私の小説も、この音声概要機能を使って紹介しました。
音声概要の使い方(ざっくり流れ)
- NotebookLMにログイン(無料・GoogleアカウントでOK)
- ノートブックを作成し、資料をアップロード(PDFや記事リンクなど)
- 右上の「音声概要」ボタンをクリック
- AIが資料を解析して、数分で音声を生成!
音声を動画にする方法
生成した音声をYouTubeにアップロードできるように動画にします。
私は「Vrew(ブリュー)」という動画編集ソフトを使って、簡単にYouTube動画にしました。しかも無料。
- 新規プロジェクト作成 → オーディオをを読み込む
- 自動で字幕がつく(日本語対応)
- そこに画像(サムネイルなど)を数枚入れるだけ
たとえば何枚も静止画を使えば、あの「ボラギノールCM」風の動画みたいにもできます(笑)
ブログと連携する方法
実はこれ、ブログ記事をそのまま活用することもできます。
記事のURLをNotebookLMに貼り付けるだけで、その内容を要約・解説して音声にしてくれます。
私は映画やドラマのレビュー記事も書いていますが、こうしたブログとAI音声の相性はかなり良いと感じました。
手間もかからず、うまくいけばYouTubeチャンネルとしても成立するかもしれません。
ほんとに15分あれば作れますよ。
下記は見本です。
まとめ
NotebookLMを使えば、ナレーション収録や難しい編集なしで、自分の文章をAIに語らせることができます。
声が、同じ男女しか使えないので、今後いろんな声の音声が使えるようになればよいですね。
Google NotebookLM、勉強、仕事、創作、いろんな場面で使える便利なツール、色々いじくってみようと思います。